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秩父夜祭
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12月2日・3日
埼玉県秩父市
秩父神社の例大祭で、京都の祇園祭、飛騨の高山祭と共に日本三大曳山祭の1つに数えられています。江戸時代の寛文年間(1661〜72)には祭りがあったといわれ300年あまりの歴史があります。
豪華な彫刻が施され、動く陽明門とも形容される笠鉾2基と屋台4基の山車(国重要有形民俗文化財)を街中を曳き廻します。
クライマックスは夜の御神幸祭。花火も打ち上げられます。
「秩父祭りの屋台行事と神楽」は国指定重要無形民俗文化財に指定されています。
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赤穂義士祭
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12月14日
兵庫県赤穂市
元禄15年の12月14日、赤穂義士四十七士が吉良上野介の屋敷に討ち入りをしました。それにちなんで、義士の討入姿に扮した義士行列をはじめ、参勤交代の大名行列などが市内をパレードします。市の職員らが忠臣蔵の名場面を再現する「山車」もあります。
東京の泉岳寺(せんがくじ)、京都の大石神社などでも行われます。
※このお写真は 神戸壁紙写真集 よりお借りしました。
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春日若宮おん祭
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12月15〜18日
奈良県奈良市
平安時代に始められた、春日大社の摂社である若宮神社の例祭。五穀豊穣、万民安楽を祈って神事や芸能奉納が行われます。主要中心神事は17日に行われる「お渡り式」。行宮へ遷られた若宮神のもとへ、猿楽などの芸能集団や祭礼に加わる人達が社参する行列。平安時代から江戸時代の装束を身につけた行列が街を練り歩きます。
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