日本の行事・暦を気軽に楽しく生活に取り入れてみませんか。 koyomigyouji.com

気軽に、楽しく取り入れよう

日本の行事・暦

  日本の行事・暦 >  お祝い事 >  出産・子ども > お食い初め

お食い初め

 サイト内検索
【PR】 【ベルメゾンネット】キュートなベビー服・ベビー用品はコチラから♪
「日本の行事・暦」TOP
国民の祝日・休日
年中行事・節句
二十四節気
雑節
月別
お祝い事
出産・子ども
帯祝い
お七夜
お宮参り
お食い初め
初節句
初誕生
七五三
十三参り
入園・入学
成人式
長寿
日本の祭り
行事食
元号・西暦・年齢早見表
季節の花
旬の食材
お正月あれこれ
ことわざあれこれ
リンク

 関連書籍
知っておきたい日本のしきたり (角川ソフィア文庫)
武光誠 著/角川学芸出版
古くから伝わる決まりごとやしきたり、作法などを詳しく解説。出産や子どもに関するお祝い事についても書かれています。
 
ピーターラビットの育児日記
ビアトリクス・ポター 著/福音館書店
誕生から3才までの成長記録がつけられます。挿絵がたくさんあって、1日分のスペースが少なめですので続けやすくなっています。
 
おつきあい
マルアイ
冠婚葬祭やおつきあいで頂いたものや贈った場合の品物や金額を記録できる冊子です。
 
福を招く お守り菓子 北海道から沖縄まで
溝口政子・中山圭子 著/講談社
正月や節句などめでたい日にいただく縁起菓子。各地の年中行事や習俗と結びついた、これらの菓子を紹介。ガイドブックのようにもなっていますので、旅のお供に持って行くのもいいかも。
 
中川政七商店が伝えたい、日本の暮らしの豆知識
中川政七商店 編集/PHP研究所
古くから大切にしてきた年中行事や風習、歳時記と共に中川政七商店が選んだ、実用的で趣たっぷりの道具などが紹介されています。暮らし方をちょっと見直してみたくなる一冊。
 
おうちで楽しむ にほんの習わし
日本の古くからの習わしや習慣を固苦しく考えず、楽しんで暮らしに取り入れましょうという手引書です。
 
三越伊勢丹 日本の年中行事 暮らしアルバム
三越伊勢丹 著/マガジンハウス
お正月、お花見、七夕など、現代の暮らしになじみの深い年中行事を写真と共に紹介。それぞれの英訳も掲載されています。
 
日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―
白井明大 著/東邦出版
二十四節気をさらに3つに分けたものを七十二候といいます。その七十二の季節を旧暦の暮らしをテーマに紹介しています。
 
こころもからだも整う しきたり十二か月
井戸理恵子 著/かんき出版
古くから伝えられてきた行事やならわしには先人たちの知恵が詰まっています。これらを「しきたり」という形で身につけてにつけて、自然の流れと共に暮らしていこうという本です。

赤ちゃんに初めて大人並みの本膳をそろえて、食事のまねごとをさせるお祝いの儀式。
生まれてから100日目から110日目または120日目に行うとされていますが、地方によって違いもありますし、だいたいこの期間であれば、何日目とこだわらなくても構いません。

生涯食べ物に困らないことを願った儀式で、平安時代から行われていたようです。
初めて魚を食べさせることから「真魚(まな)始め」、初めて箸を使うので「箸立て」「箸揃え」、また100日目ごろに行うことから「百日(ももか)」とも呼ばれています。
それまで着ていた白い産着を、色物に替える日でもありました。

お祝いの仕方
お膳の献立
お祝いの贈り方


食いのばし

地方によっては、お食い初めの日を先に延ばす「食いのばし」という風習があります。
先延ばしすることで子どもが長生きするとされ、120日目以降の吉日に行うそうです。



 お祝いの仕方

父親、母親双方の両親を自宅に招き、赤ちゃんのための祝い膳を用意し、親族揃ってお祝いします。料理屋さんやホテルでも構いません。

正式には、紋入りのお膳(男の子は朱塗り、女の子は外が黒塗り・内側が朱塗りの漆器の物)の上に、柳の白木の箸、鶴、松などの蒔絵の漆器のお椀を並べます。
用意できない場合はベビー用の食器でも構いませんが、新しいものを用意してあげましょう。

長寿にあやかると言う意味で、祖父母や親戚の中の長寿の人が箸を取り、食べさせるまねをします。男の子なら男性、女の子なら女性が行うとされていますが、特にこだわる必要はありません。

儀式が終わったら、赤ちゃんを囲んで皆で食事をします。



柳箸(やなぎはし)

祝い箸ともいいます。
お節料理をいただくときに用いる箸といえばおわかりでしょうか。柳でできた両細でまん中が膨らんだ丸箸のことです。
柳は、古くから邪気を取り除き長寿をもたらす木といわれています。また、折れにくいことから縁起がよいとされています。



 お膳の献立

お食い初めの祝い膳は赤飯、尾頭付きの鯛の焼き物、煮物、香の物に吸い物の一汁三菜をそれぞれ器に盛るのが正式です。これらをお膳の上に並べ、歯が丈夫になるようにと、歯固めの小石を添えます。地方によっては、皺ができるまで長生きするように願いを込めて梅干しを添えるところもあります。

【例】
・赤飯
・蛤などの吸物
・野菜の煮物
・香の物または酢の物
・鯛の焼き物

これらにこだわる必要はありませんが、赤飯、鯛の焼き物は必ず用意しましょう。”めでたい”という縁起物として添えられる鯛は切り身ではなく、尾頭付きを用います。

食べさせる(食べるまねをする)順番は、御飯→汁物→御飯→魚→御飯→汁物。これを3回繰り返します。

最後に、箸を歯固めの石に軽く触れて、赤ちゃんの歯茎にあてます。



歯固めの石

膳に添える小石を、丈夫な歯が生えるのを願うことから歯固めの石といいます。
お宮参りのときに神社から授かる場合もあるようですが、通常は氏神の境内から授かります(拾う)。
お食い初めが終わった後は元の場所にお返しします。

※使用する前後に必ず洗浄しましょう。



 お祝いの贈り方

正式には母親の実家が漆器の祝い膳一式を贈ります。
膳には男の子には父方の紋、女の子には母方の実家の紋(女紋)を入れます。
※紋に関しては地方によって違いがあるようですので、事前に確認しましょう。
ただ、現在ではこのように正式にされる方は少なくなっているようです。

のし紙は紅白の蝶結び。上の段に「御祝」「お食い初め御祝」、下の段に贈り主(母方の実家)の苗字を書きます。




スポンサーリンク



お食い初め食器セット


お食い初めセット


袴ロンパース
 

出産・子ども

帯祝い お七夜 お宮参り お食い初め 初節句
初誕生 七五三 十三参り 入園・入学 成人式

スポンサーリンク

  ▲このページのTOPに戻る
TOP 国民の祝日・休日 年中行事・節句 二十四節気 雑節 月別 お祝い事 日本の祭り
行事食 元号・西暦・年齢 早見表 季節の花 旬の食材 お正月あれこれ ことわざあれこれ リンク
Copyright(C)2005-2024 koyomigyouji. All Rights Reserved.